今週のお題「わたし○○部でした」
私は幼少期から中学まで、水泳をやっていた。🏊♂️
正確に言うと、部活ではなく地元のスクールに通っていた。
私の水泳開始はかなりはやく、生後何ヶ月くらいから母に抱かれてプールに浸かっていたらしい。🤱
おそらく開始時期だけなら、北島康介にも勝っている。
小学校では、地元の大会で入賞した。
中学へ上がると、本格的に水泳をやろうと思い
そこそこ有名なスイミングクラブに入った。
ジュニアオリンピックを目指したいと思っていた。
中学一年の時に、25メートルを13秒で泳ぎ
コーチにかなり速いと褒められた。
気を良くした私は、中学の友人に自慢した。
私:「オレ、25mを13秒で泳げるぜ。」
すると友人は、目を細めて言った。
友人:「遅いね。 オレ、4秒だよ。」
私はショックだった。
自分が一番速いと思っていたが、
しょせん井の中のカワズであったのだ。
まもなく、デタラメであることが判明。
世界新記録どころの騒ぎではない。
水泳は孤独なスポーツだ。
サッカーや野球などのチームスポーツではなく、
ひたすら一人で泳ぐ。🏊♂️
黙々と自分のタイムと競い続ける。
サッカーなどをやっているときのほうが、
楽しく感じられた。
なぜ黙々と、こんな地味で苦しいスポーツを
自分はやっているのか・・・・。
友達と楽しくスポーツをしたい。
私は中学で、水泳を辞めてしまった。
それから数十年たった今、とても後悔している。
中途半端に止めるべきではなかった。
あの二度と戻らない青春の時期、
自分の得意分野に全力を尽くすべきだった。
私はあのころ、水泳に自信があった。
才能もあると自分では感じていた。
自分に自信を持てるものがあるのは、とても幸せなことであったのだ。
結果がどうであろうと、高校卒業まで
最後までやり切るべきであった。
この時期のやり切った感は、今後の人生にも
大きく影響していたはずだ。
本気で好きなことに全力投球できる
「気力・体力・環境」が整っているのは、もしかすると青春時代だけかもしれない。
あとで後悔しないように、青春時代には
全力で何かに取り組むことをおすすめしたい。✨