今週のお題「人生最大のピンチ」
もう10年以上前の話しになる。
私はかなり便秘がちの男であった。
そして便秘は、何かのはずみで爆発を起こす💥
アルコールや乳製品が入ると特にヤバイ。
導火線に火を付けているようなもんだ。💣
常に腹の中に、時限爆弾をかかえる男。
それが私であった。
ある日私は飲み会へ行った🍻
腹には3日分の爆弾が入っている。
いやな予感がしたが、
アルコールの女神が私を誘惑してくる。🧜♀️
アル子:「お兄さん、私達と楽しくやりましょ。」
うん子:「そうよ。男は勢いが大事。溜まったら出せばいい。それだけのことよ。」
私はしこたま飲んだ。😊
これが悲劇の始まりであった。
ほろよい気分で家路につく私。☺️
”グゥ〜〜、キュルルル。”
それは突然やってきた。
家までは、まだだいぶ距離がある。
”キュル・・キュル・・・・キュルルン⤴︎。”
可愛らしいハーモニーも出しちゃってる。
あたりにコンビニは見当たらない。
駅前まで戻ることに決めた。🔙
しばらく歩いていると、腸の中に嵐が吹き荒れてきた。🌀
「こ、これは・・・・ヤバイ。」
私は急いだ。
すでに穴1個で、すべての嵐を食い止めているような状況である。
さらに最悪な状況は続く。
突然、腸の中にスナイパーが現れた。
スナイパーは腸の内側から、
穴に向かってライフルを向けている。
片目をつぶり、完全にロックオンしている。
いま穴を撃ち抜かれたら、完全にダムは崩壊する。
💩
まさに絶対絶命の状況。😵
そのときだった‼︎
腸の中に女神が現れた。🧚♀️
うん子:「ここは私にまかせて。スナイパーは私が食い止める。」
女神はスナイパーに言った。
うん子:「ほら、どこみてんだよ‼︎ あんたの相手はこの私だよ!!」
スナイパーは穴に向けていたライフルを、
女神に向けた。
そして弾丸を放った!!💥
しかし女神は、光のスピードで弾丸をかわした。✨
そしてすぐさまスナイパーの懐に潜り込み、
ひざげりをかました‼︎
” ウッ、グゥフ。”
スナイパーは腰から崩れ落ちた。
女神によってダム崩壊は防がれたのである。
私は駅前のコンビニへ急いだ。🏪
スナイパーは消えたが、限界が近いことに変わりはない。💩
その間も女神は優しく語りかけてくれる。
うん子:「もう少しよ。がんばって。」
やっとコンビニ到着。
トイレへ直行する私。💩
扉を開け、あとは便座に座るだけだ。
うん子:「よかった。間に合いそう・・・・・・・・
・・・・・なんちゃって。」
急に女神の様子が変わった。
うん子:「ぼ。ゴボォ・・・・ゴポォ。・・・・・
・・・・・・ぼぅほぉぉうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおらぁああああああーーーーーーーーーーーーー!!!」
うん子は本性を露わにした。
なんと正体は、ホッケーマスクをかぶった
大男であった。
気がつくと私は、自分の腸の中にいた。
どうやら腸の出口(ケツの穴)の付近に立っているようだ。
腸の中は薄暗く、よく見えない。
まるでトンネルだ。
遠くのほうから、何かが近づいてくる。
なんとホッケーマスクの大男が、
早歩きでこちらに向かってきている。🆘
私の背後にはANAしかない。🕳
ダム崩壊を避けるため、なんとしてもANAだけは
死守しなくてはならない。
私は覚悟を決めた。
ゆっくりとファイティングポーズをとる。
私:「ここから先へは、一歩たりとも・・・」
ホッケーマスクは、私の首を根元からすっ飛ばした。
地面へ転がる、私の顔。
視線の先には、出口(ケツの穴)から外をのぞく、
大男の姿があった。
ホッケーマスクは勝ち誇ったように私を見た。
そしてそのまま穴をこじ開けた。
” プリッ、ブリッ。ブリュリュリュリューーーー⤴︎ ”
ギリ間に合わなかったです。🙈