🌟銭湯で出会った人々🌟
・山本太
🌚🌚🌚🌚🌚🌚基本情報🌎🌍🌏🌎🌍🌏
名称:文化浴泉
種別:公衆浴場
到達時間:徒歩5分
歴史:昭和3年
リニューアル:平成23年
訪問日時:2022/8 土:17時
設備:⭕️サウナ ✖︎露天風呂
客層:若者〜中高年まで
混雑度:15人くらい
アピールポイント:
・ナノバブル粒子が含まれたnano湯
・すべて、お肌・美容・健康によい軟水を使用
・日曜日は朝湯も行っている
🌠🌠🌠🌠🌠🌠🌠🌠🌠🌠🌠🌠🌠🌠🌠
池尻大橋駅東口を出て、商店街を歩く。🚶♀️
昔ながらの洋食屋などもあり、落ち着いた雰囲気の商店街。
5分ほど歩くと、文化浴泉が見えてきた。😳
木製の枠に囲まれた入口には、” 文化浴泉 ” と書かれたのれんが掛けられている。
家庭的で落ち着く雰囲気が醸し出しだされている。
ここの銭湯は、田中圭もよく来ているらしい。🤭
中へ入ると、木製の下駄箱が並ぶ。
木の番号札がささってるやつ。
券売機はなく、受付で現金を支払う。💸
脱衣場へ入る。
中には木製のロッカーが並ぶ。
ベンチも二つほどある。
軽く流れているジャズは、耳障りがとてもよい。😴
木のぬくもりと優しい音楽に囲まれ、
おちんちんを出す。👺
扉をあけ、浴場へ。
ーーーーーーーーー浴室内装ーーーーーーーーー
◆浴室入り正面上部には、丸いペンキ絵。
直径2メートルほどの円内に、富士山が描かれて
いる。
浴槽二つで、それほど広くないシンプルな造り。
特に汚れなどはなく、清潔感のある室内。✨
①ジェットバス湯🌬
温度:40度
備考:3種類のジェットバスがある。
②nano湯
広さ:6人ほど
温度:40度くらい
備考:ナノテクノ配合の真っ白な湯。🧖♀️
③サウナ🔥
広さ:6人ほど
温度:100度
備考:うっすらとジャズが流れている。
④水風呂💦
広さ:3人ほど
温度:15度
備考:冷却装置が設置されている。
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正面上部には、丸い富士山のペンキ絵が見える。
🌄
現在、日本に3人しかいないペンキ絵師の一人
中島氏によって描かれた
日本初の ” 円形の富士山 ” らしい。🗻
座りシャワーへ。
シャワーは固定型と手持ち型の
2種類が用意されている。👬
個人的には、シャワーが固定されているよりも
手で持って自由に動かせるほうがよいと思う。
ジェットバス風呂へ入る。
3種類のジェットバスがあり、
「背中と足裏」・「横っ腹」・「背中」
へ発射される。🌬
私はジェットバスが好きだ。
ジェットで、普段刺激されないところが刺激されると気持ちいい。😴
なにより身体が痒くなるのがいい。
身体の中を血液が駆け巡り、健康パワーがみなぎっているような感じがするのだ。💪
ジェットバス湯を出て、nano湯へ。
真っ白な湯だ。白すぎて湯の中がまったく見えない。🌫
壁に説明書きがある。
” ナノテクノ粒子配合のお風呂です。浄化作用、美肌効果、保温効果、血流促進、超音波効果などがあります。”
老若男女とわず人気の気泡湯のようだ。
真っ白で湯の中が見えないため、ゆっくりと足を入れる。🌁
段差などがあると、前につんのめってしまう。😵
足を伸ばして、リラックスする私。🥺
全身にナノテクノ粒子が吸いついてくるような
感じがする。
身体にさまざまな効果が期待できそうだ。😆
風呂の端のほうをみると、水中の穴から
勢いよく白い泡が吐き出されている。🌬
ここがナノテクノの排出場所なのだろうか?
真っ白な湯の中に佇む、不気味な穴。🕳
いまにも穴から何かが現れそうだ。
☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️
ナノテクノロジーとは、
物質をナノメートルのレベル、すなわち原子や分子の領域で制御する技術である。
” どぅあーーー!!”
突然、こだまする野太い声。
私は声のするほうへ、振り向いた。
白い湯気と共に、ぶくぶくとお湯が揺らいでいる。♨️
とくに異常はなく、目の前にはいままで通りの
平和な銭湯がひろがっている。
しかし、何か様子がおかしい。
よくみると、先程湯に浸かっていたハゲたオヤジがいなくなっている。
さっきまで入っていたのだが・・・
どこにいったのだろうか?
太ったおっさんが、nano湯に入ってきた。
おっさんは湯につかり、気持ちよさそうに
目をつぶる。
太おっさん:「ふぅ〜〜。」
そのときだった!!
湯船から、突然二本の手が伸びてきた‼︎
手は一瞬にして、おっさんを包み込んだ。
そして湯船の中へ引きづりこんでゆく。
おっさんは白い霧の中へ消えていった。
なんてことだ‼︎
いったい今のはなんだったのであろうか?
ジッとお湯を見つめる私。
お湯は真っ白だ。中を見渡すことはできない。🌁
そのときだった!!
湯の中から巨大な触手が‼︎
う、うわぁーーー!(◎_◎;)
私はお湯の中へと、引きづり込まれた。
私は目を覚ました。
どうやら、気を失っていたようだ。
どこかの研究所だろうか。
巨大な冷凍カプセルがいくつも並んでいる。
!!
よくみると、おっさんがホルマリン漬けになっている。
大量のカプセルの中で、恐怖におののいた顔で
固まっているおっさん達。
私:「なんだこれは?」
目の前に、先ほど湯船に引き込まれた太ったおっさんがいる。
太ったおっさん:「イテテテ・・。」
太ったオヤジは腰をおさえている。
ガタン!!
扉が開く音がした。
正面の扉が開き、誰かが入ってくる。
人かと思ったが、違う。
やってきたのは、白衣を着た宇宙人だ。
背丈は小さい。130cmほどであろうか。
宇宙人は試験管を手にとり、振っている。🧪
太ったおっさんはゆっくりと立ち上がった。
おっさん:「な、なんなんだここは・・。」
フルちんで辺りを歩き回る、太ったおっさん。
太おっさん:「研究所じゃねーか。」
試験管を振りながら、宇宙人がおっさんを見ている。
おっさんは宇宙人と目があった。
太ったおっさん:「なんだてめーは?」
おっさんはフルちんで宇宙人に近づいていった。
太ったおっさん:「なにもんだてめーは?」
宇宙人は無言でおっさんを見ている。
太ったおっさん:「先に名を名乗れってか?」
おっさんは言った。
太ったおっさん:「おれは山本太だ。」
宇宙人は、無表情でおっさんを見ている。
おっさん:「てめー、湯船にたたきつけるぞこら」
ナノ星人:「ナノバブル発射!!」
無数の泡が、山本太を取り囲む。
山本太:「なんじゃこりゃーー!(◎_◎;) 」
山本太は、ナノレベルの泡になった。
試験管に山本を入れる、宇宙人。🧪
ナノ星人:「・・・・。」
宇宙人は冷凍カプセルのほうへ歩いていった。
そして一番右の冷凍カプセルの前に立つと、
試験管を穴へ差し込んだ。
” ゴォーーーー ”
大きな音が響き渡る。
次の瞬間、冷凍カプセルの中に山本太が現れた。
ありえない顔して、ホルマリン漬けになる太。
他の冷凍カプセルの中でも、フルちんのおっさんが阿鼻叫喚の顔をして固まっている。
しばらくすると、宇宙人は冷凍カプセルにラベルを貼り出した。
手際よく、慣れた手つきで貼ってゆく。
ラベルには、左の冷凍カプセルから順に
” 吉田 ” ” 田村 ” ” 野尻 ” ・・・・
と書かれている。
そして最後に、” 太 ” と貼り付けた。
ナノ星人:「・・・・」
しばらくすると、天井からフルちんの男が降ってきた。
男は尻もちをついた。
ハゲたおっさん:「イタイ・・・・タイタイタイ・・。」
おっさんはゆっくりと立ち上がり、周りを見渡している。
ハゲたおっさん:「いったいなんだ、ここは?」
ナノ星人:「ナノバブル発射!!」
無数の泡が、おっさんを取り囲む。
ゲーハー:「なんじゃこりゃーー!(◎_◎;) 」
おっさんは、ナノレベルの泡になった。
試験管におっさんを入れる、宇宙人。🧪
ナノ星人:「・・・・。」
冷凍カプセルの前に立つ、宇宙人。
試験管を穴へ差し込んだ。
” ゴォーーーー ”
大きな音が響き渡る。
次の瞬間、冷凍カプセルの中におっさんが現れた。
宇宙人は、ラベルを持ったまま、
冷凍カプセルの前で固まっている。
ナノ星人:「・・・・」
・・・1分後。
宇宙人は冷凍カプセルにラベルを貼った。
ラベルには ” ハゲ ” と書かれている。
まずい・・・。
このままでは、私もカプセルへ入れられてしまう。
やるしかない・・・。
奇襲攻撃をくらわせてやる‼︎
私は一歩前へ踏み出した。
そのときだった!!
巨大冷凍カプセルの影から、何者かが現れた。
フルちんのおっさんだ。
私同様、銭湯で捕まったのだろう。
50代後半といったところか。
それぐらいに見える男。
おっさん:「状況は一部始終みさせてもらった。」
おっさんはこちらへ歩いてきた。
おっさん:「安心したまえ。私は味方だ。」
男は落ち着いた感じで、話しを続ける。
おっさん:「みたところによると、やつは泡を発射するようだ。
まともに正面からいくのは賢明じゃない。」
的確な指示をするおっさん。
おっさん:「私に考えがある。
ここは、私にまかせておけ。」
おっさんは、宇宙人のほうへ歩いていった。
こちらへ振り向く宇宙人。
近づくおっさんを、ジッと見つめる。
おっさん:「そう警戒しなくてもよい。すこし話しをしようじゃないか。」
向かい合う、宇宙人とおっさん。
おっさん:「しかし、素晴らしい研究所だ。
君はここの所長かね?」
ナノ星人:「・・・・・」
おっさん:「素晴らしすぎるよ。日本に誇れる。研究所もそして君もな。」
ナノ星人:「・・・・・」
おっさん:「君とは気が合いそうだ。
実は、私もバブル経験者なんだ。」
ナノ星人:「・・・・・バブル?」
おっさん:「そうだ。1980年代後半のバブル景気を経験しておる。」
ナノ星人:「・・・・・。」
おっさんは、ゆっくりと宇宙人に近づいていった。
50代後半のおっさん:「そうだ。いってみればあなたがたの仲間だ。」
ナノ星人の前に立つおっさん。
おっさん:「歪みあっていても、はじまらない。
ここはバブル経験者同士、札束で解決といこうじゃないか。」
おっさんは、ナノ星人に100万を手渡した。
ナノ星人:「ナノバブル発射!!」
ナノレベルの泡が、おっさんを取り囲む。
50代後半のおっさん:「うわーーー‼︎ バブルを間違えたーーー。」
おっさんは、ナノレベルの金玉にされた。
冷凍カプセルに入れられる、50代後半の金玉。
ナノ星人:「・・・・」
宇宙人は冷凍カプセルに、” バブルばか ” という
ラベルを貼った。
まずいことになった‼︎
このままでは、私もホルマリン漬けにされてしまう。
すると、冷凍カプセルの横から男が現れた。
男はこちらへ歩いてくる。
男:「私は銭湯(文化浴泉)の店主です。」
なんと、ここの銭湯のオーナーである。♨️
男:「” うちの客が消えている ” と通報があり、
様子を伺っていたところ、この研究所に行き着きました。」
私:「そうでしたか。」
男:「冷凍カプセルでありえない顔してる連中を見ましたが、ご近所からよくきてる常連ばっかりです。」
私:「なるほど。」
男:「おそらくあの宇宙人は、ナノ成分を研究するために、うちの客をホルマリン漬けにしてデータを取っているのだと思います。」
宇宙人がこちらを見ている。
店主:「ここは私にまかせてください。」
店主は宇宙人のほうへ歩いていった。
店主:「おまえは何者だ?」
ナノ星人:「ナノバブル発射!!」
無数の泡が、店主を取り囲む。
店主:「スーパージェット‼︎ 」
店主は銭湯のスーパージェットを発射した。
店主を取り囲んでいた無数の泡が、消滅した。
ナノ星人:「・・・・」
するとナノ星人は、” 吉田 ” とラベルのついた
冷凍カプセルを殴った‼︎
カプセルが割れ、ガラスが飛び散る‼︎
中から、ホルマリン漬けの吉田が現れた。
両手を前にあげながら近づいてくる吉田。
ホルマリン吉田:「店長〜〜〜、きょうもいい湯だね〜〜。」
吉田がバスタオルで殴ってきた‼︎
店主はバスタオルをかわした。
店主は、吉田に割引券を渡した。
吉田は割引券をうけとると、うれしそうに帰っていった。
ナノ星人:「・・・・」
ナノ星人は、” 田村 ” とラベルのついた
冷凍カプセルを殴った‼︎
カプセルが割れ、ガラスが飛び散る‼︎
中から、商店街のとんかつ屋田村が現れた。
とんかつ屋田村は、とつぜん襲ってきた‼︎
田村は仕込み前の豚肉で、ぶっ叩いてきた!!
店主:「あぶない!!」
店主は私をかばった。
豚肉が店主の横っ腹を直撃する‼︎
店主は「ぐ・・・。」
その場に崩れ落ちる店主。
両手を前にあげながら近づいてくる、田村。
とんかつの田村:「店長〜〜〜、いい豚入ったよ〜〜〜。」
そのときだった‼︎
店主は大声で叫んだ!!!
店主:「田村さん!! とんかつ揚げないと
開店に間に合わないよーーー。」
とつぜん、田村は取り乱した‼︎
あわてて、仕込み前の豚肉を油で揚げ始める。
田村は上の棚を開けた。中には豚肉を包む
ころもが入った巨大な袋がある。
巨大な袋を取り出そうとする。
しかしあせった田村は、袋を自分に落としてしまった。
田村:「うおぉぉーーーーー‼︎」
巨大な袋は破裂し、ころもが吹き出してきた。
店主:「ふせろーーー‼︎」
私は地面に伏せた。
巨大な山盛りのころもが、辺り一面に飛び散った。
・・・10分後。
私は気を失っていたようだ。
ゆっくりと立ち上がる。
見渡す限り、ころもで埋れている。
まるで第二次世界大戦直後の日本のようだ。
「う、・・・・・ううう。」
横から声がする。
よくみると、店主が立ち上がろうとしている。
私は店主にかけよった。
私:「大丈夫ですか?
店主:「だ、大丈夫だ。」
私に肩をかり、店主は立ち上がった。
店主は、ころもで埋め尽くされた研究所を見て言った。
店主:「この研究所もこれで終わりだ。もう犠牲者が出ることもないだろう。」
私:「そうですね。」
店主:「かえろう。地上の銭湯へ。」
私達は歩き始めた。
” ガバァッーーーーー!!!”
突然、何かの音がした‼︎
そちらを見ると、人型のころもが立っている。
ころもの中で、怪しく光る二つの目。
店主:「やばい!! 田村だ!!」
両手を前にあげながら近づいてくる、ころも。
ころもまみれの田村:「店長〜〜〜、騙したの〜〜?。」
田村の目は、いっちゃっている。
田村:「まだ開店時間じゃねーじゃんよ。」
忍び寄る、とんかつ屋の田村。
店主:「巨大なころも袋を落としたのは、おまえだろ。」
田村:「巨大な袋って、玉袋じゃねーんだからよ。」
田村はとんかつソースをぶん投げてきた‼︎
店主は間一髪のところでかわした‼︎
田村:「てめーら全員、油で揚げてやるよ。」
そのときだった!!
突然、ふとったおっさんが現れた。
ふとったおっさんは、とんかつ屋田村の前に立った。
田村:「だれだてめーは?」
太ったやつ:「マスター、常連の山本太だよ。」
田村:「おお、山本さん。」
山本太:「まだ開店前?」
田村:「いやそろそろ店あけるよ。」
山本太:「腹減っちゃったんで、とんかつ定食ちょうだい。」
とんかつ:「へい。少々お待ち。」
山本太:「あと、ごはん大盛りね🍚」
田村と山本は、商店街へ帰っていった。
完
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真っ白なnano湯を出て、サウナへ向かう。🚶♀️🔥
温度は高めで100度もある。
上段・下段で6人ほどの、小さな空間。
テレビなどもないため、落ち着いて自分の世界に浸ることができる。✨
うっすらと流れるジャズが心地よい。😴
ジャズに癒されながら、サウナで自分と向き合うのもなかなかよいものだ。
サウナは広いほうが解放感がありよいと思っていたが、じっくり自分と向き合うにはむしろ狭いほうがよいのかもしれない。🧐
静かにジャズが流れる空間で、たっぷりと汗を流す。
サウナを出て、水風呂へ。
温度はキンキンの15度。🌨
壁に貼り紙がある。
この水風呂には、冷却装置が設置されており
温度調節が自動でされているらしい。
夏場は自然に温度が上がってしまうが、
冷却装置のおかげでキンキンの15度が保たれるようだ。🌧
体感では、15度を下回っているようにさえ感じる。
キンキンで、冷たいのが好きな私でさえも
かなりの冷え込みを感じるくらいだ。🥶
1分くらいで出ちゃった。🚶♀️
本日もいいお湯でした。♨️
『癒し』『健康』『おもしろい』『笑える』『ブログ』
🎊🎉