🌟銭湯で出会った人々🌟
・侍
・ニョキ
🌞🌞🌞🌞🌞🌞基本情報🐎🐎🐎🐎🐎🐎
名称:万年湯
種別:公衆浴場
最寄駅:山手線 新大久保駅
到達時間:徒歩約5分
歴史:昭和36年創業
リニューアル:2016年8月
訪問日時:2021/ 木曜:19時
設備:✖︎サウナ ✖︎露天
客層:ほぼ中高年
混雑度:15人くらい
アピールポイント:
・しっかり温まれる、高温風呂
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新大久保駅下車。🚃
ガード下を潜り町へ出ると、
そこは完全なコリアンタウン。🏘
韓国アイドルやグッツの店が立ち並ぶ。🕺
町は若者だらけで、外人率も相当高い。
和の国日本に広がる、韓流世界。🎆
こんなところに銭湯があるのであろうか。🧐
しばらく歩くと、狭い路地裏発見。💡
その奥では ” 万年湯 ” と書かれた看板が光っている。
街並みから考えると、
完全に場違いな感じがしてしまう空間。
しかし路地裏で、ひっそり佇んでいる。⛩
入口は木製で、旅館のような和の造り。🚪
扉を開けると、木製の下駄箱が立ち並ぶ。🍂
受付には中年男性がいる。👨
もしかするとオーナーさんかもしれない。🧐
ネット情報によると、オーナーさんのお名前が
「武田信玄(のぶよし)」というらしい。
コリアン吹き荒れるこの戦国時代に、
日本の隠れ家を造った男だ。🥋
私:「 お主何者だ? 」
受付:「 いらっしゃいませー。 」
和の侍:「 なんだこれは? 」
受付:「 シャンプー、ボディソープです。」
和の男:「 見返りを求めるつもりか? 」
受付:「 どちらも30円になります。 」
侍:「 悪魔の壺はあるのか? 」🏺
受付:「 サウナはありません。お風呂のみとなります。」
受付:「 お客様、タオルはお持ちですか?」
和:「 そんなものあるわけなかろう。持っておるのは刀のみだ。」
受付:「 こちらからお持ちください。」
侍:「 見返りを求めるつもりか? 」
受付:「 こちらは無料でございます。」
ラストサムライ:「 ・・・・かたじけない。遠慮なくいただいてゆくぞ。」
侍:「 ここは女人禁制か?」
受付:「 男湯はこちらになります。」
真実の侍:「最後に1つだけ教えてくれ。お主は
武田信玄か? 」
受付:「いってらっしゃいませ。」
サム:「では行って参る。」
脱衣室へ。🕴
こちらも木製の和空間が広がる。
50ほど用意されたロッカーも
すべて木製の造りとなっている。🍁
木の温もりに囲まれ、スッポンポンになる男。
全身で自然をビンビンと感じる。🍌
浴室へ。
ーーーーーーーーー浴室内装ーーーーーーーーー
◆サウナや露天はなく、浴槽のみのシンプルな
造り。
絵や光などの奇抜な演出はなく、
ゆっくりと落ち着ける空間となっている。🎎
①ジェットバス風呂
広さ:1人用
温度:40度くらい
備考:肩へ発射。強さはやや弱め。
②電気風呂
広さ:1人用
温度:40度くらい
備考:断続的にビンビンくる。💡
③まったり座れるとこ
広さ:4人くらい座れる
温度:40度くらい
備考:落ち着ける😴
④高温風呂
広さ:2人用
温度:45度くらい
備考:真っ白なお湯🧖♀️
⑤水風呂
広さ:5人くらい
温度:20度くらい
⑥立ちシャワー
1台。🕴
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壁面には、落ち着いた感じで絵が書かれている。
特に汚れなどは見えない。✨
まず立ちシャワーへ。🚿
身体を洗い流す。
一次洗いが完了したあとは、
浴槽へ。🚶♂️
浴槽は高温と中温の2種類。
まず中温風呂へ入る。👶
中温風呂の中には
ジェットバスと電気スペースがあり、
それ以外は普通に座れるスペースとなっている。
(^ω^)
ジェットバス風呂へ入る。
座って入るタイプ。😃
ほどよい感じのジェットが
肩に流れる。
ゆったりしながら周りを見渡す。😯
天井は木製だ。🍂
壁面にはイルカ(くじら?)が
落ち着いた感じで描かれている。🐋
上部の壁には、障子のような窓がある。🎎
落ち着きがある、癒しの和空間。🧧
これがスーパー銭湯には出せない、
銭湯ならではの味なのかもしれない。😉
ジェットバスを出て、まったりスペースで湯に浸かる。
温度も40度とちょうどよく、
少し眠くなってきた。😴
瞳をゆっくりと閉じる。
外は真冬の寒さだ。☃️
お湯は冷えた身体を優しく包みこんでくれる。
銭湯は日本人のふるさとである。🎍
センチメンタルに浸り始めたときだった。
三人組の若者が風呂に入ってきた。
3人はケラケラと笑いながら、話しをしている。
すごく楽しそうだ。😆
やはり銭湯には、人を幸せにする力がある。♨️
仲間の1人が、ボウズ頭の若者へ話しかけた。
3人組の1人:「 ニョキ、ニョキ。」
ニョキ:「 クエッ、クエッ、クエッ。」
話の流れが理解不能なのだが、
要するに楽しいのだろう。
ニョキは満面の笑みを浮かべている。
絵になるような笑顔だ。
高温風呂へ。🥵
45度あるので、身体の芯から暖まることができる。
お湯は真っ白だ。☁️
額から汗が滴り落ちるまで、しっかり暖まる。
十分温まったあとは、水風呂へ。🚰
壁に囲まれて、半分個室のようになっている。
温度は20度くらい。^_^
ブルーをベースとしたタイルに囲まれている。
水面は上部のライトに照らされている。
そして光を反射した水面のキラメキが、
上部のタイルに映し出されている。✨
まさに光の循環機能。
光と水のコラボレーション。🌟
火照った身体をしっかり冷やす。🌨
ととのったところで、再び中温風呂へ。
冷えた身体が再び暖められてゆく。😡
まさに体温の循環機能。
熱と冷気のコラボレーション。🌟
となりでは、葉加瀬太郎似のおじさんがジェットを浴びている。(有名音楽家。)
おじさんの髪は爆発していて、
頭にはタオルを巻いている。
おじさんはしばらくジェットを浴びると、
湯から上がった。
そしてタオルで身体を拭いている。
上半身を拭き、その後ケツを拭いている。
よく見ると、ケツの拭き方に特徴がある。
タオルの両端を左右の手で掴む。
そして左⇦、右⇨へと引きながら、
丹念にケツを拭いている。
まるでギターを弾くように
なめらかにケツを拭く男。
もはやケツはギターにしか見えない。
風呂から上がり、座りシャワーへ。
座りは20ほどある。
シャンプーとボディーソープが置かれている。
🧴
私は身体を洗いはじめた。
洗いながら横をみると、
先程のボウズ頭(ニョキ)が座っていた。
ニョキは片足をカランにかけて、
頭を触っている。🦲
すると突然、ニョキから音が聞こえてきた。
「 ビー。 」
音の感じがやばい。
身が出た可能性も視野に入れる。
次の瞬間、ニョキは凄い勢いで頭を洗い出した。
ボウズ頭が一瞬にして泡立っていく。
☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️
さあ、はじまりました。
注目は1番ニョキ。
さあ、レースはじまりです。
各自ゲートへスタンバイしております。
スタンバイが完了したようです。
あとはゲートが開くのを待つばかりです。
「 ビー。」
さあ、ゲートが開いた!(◎_◎;)
各自いっせいに飛び出した。🐎
まず飛び出したのは、1番ニョキだ。
音に対する反応が抜群だ。
さあ、はやくも最終コーナーだ。
このまま逃げ切れるか、ニョキ。
しかし、4番タロウが出てきた。
二頭は並んでいる。
残り50m。
ニョキとタロウ。
最後はこの二頭の一騎討ちだ。🐎
次の瞬間、ニョキは物凄い勢いで頭を洗い出した。
二頭はそのままゴールイン。
かなりの接戦。
判断は写真判定に委ねられた。
・・・10分後。
おまたせしましたー。
優勝は・・・・・
ボウズ半分の差でニョキだ!(◎_◎;)
優勝はニョキ〜。ニョキーーーーーー。
では勝利者インタビューです。
インタビュアー:「すばらしいレースでした。勝因は何でしょうか?」
騎手:「 ビー。 」
インタビュアー:「なるほど。しかし接戦でした。ゴールする瞬間はどのようなお気持ちだったのでしょうか?」
騎手:「 ボウズ半分。」
インタビュアー:「 わかりました。
最後になりますが、いま1番何をしたいですか?」
騎手:「銭湯。」
完
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” ゴシゴシゴシ。”
ニョキは一通りごしごしすると、
頭をお湯で流し始めた。
ボウズ頭はみごとにツルピカになっている。
まるでアートだ。🦲
ニョキはツムジを弄りながら、
鏡に映るアートを見ている。🦲
本日もいいお湯でした♨️
『癒し』『健康』『おもしろい』『笑える』『ブログ』
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