🌟銭湯で出会った人々🌟
・ハッピ男
・フルチンのターミネーター
・宮崎駿
🔥🔥🔥🔥🔥🔥基本情報🤖🤖🤖🤖🤖🤖
名称:月島温泉 湯パーク月島
種別:公衆浴場
到達時間:10番出口より徒歩4分
歴史:明治33年創業(月島の埋め立て開始と同時期)
訪問日時:2022/ 土:19時
設備:⭕️サウナ ✖︎露天風呂
客層:ほぼ高齢者
混雑度:10人くらい
アピールポイント:
・歴史を感じさせる、提灯つきの入口🏮
・もんじゃ焼き店が立ち並ぶ、”もんじゃ通り”の一画にある。
🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷
もんじゃ焼きで有名な月島。
本日向かうのは、その付近の銭湯だ。♨️
銭湯をネットで調べてみた。
いきなり関連キーワードで
「月島温泉 最悪」 とか出てくる。
そのほかにも、いろいろ書かれている。
” 地元客優遇で新人に厳しい。”
” 張り紙がめちゃくちゃ多い。”
” 常に監視されている。”
いろいろマナーに厳しいのか?😤
それはそれで悪くないとも感じる・・・。
友人と待ち合わせしていたが、まだ来ていないようだ。😳
駅前のジョナサンに入る。🚶♂️
店員:「お一人様でしょうか?。」
席に案内された。
ワインを注文する私。🍷
営業時間などが気になったため、銭湯に電話をしてみることにした。
すると録音テープが流れ、おじいさんが出てきた。
「現在はコロナなので、最終受付は20:20分
21:00閉店です。
なお電話による受付はしておりません‼︎ 」
テープは切れた。
なるほど。
声の印象だと、なかなか厳しそうな感じだ。
ネット情報とイメージが一致する。😇
しばらくすると、友人からLineがきた。
” ついたぜ。”
会計をして店を出る。
駅前にいくと、友人がフラフラとしながら立っていた。🕴
たぶん昼から酒飲んでいた。🍺
この友人はかなりの自由人だ。
これから行く銭湯の感じは、おそらく苦手である。
私は自由人に言った。
私:「この銭湯、新入りには厳しいらしいから
気をつけな。」
その他、ネット情報をいろいろ伝えた。
友人:「会社じゃないんだしさ・・・。
なんで休みに、そんな感じ味あわないといけないの。」
友人はビビっているようだ。
思った通りの反応をしているのが面白い。🤣
私達は歩き始めた。🚶♂️
そして ”もんじゃ通り” まで来た。
煌びやかな光をまとい、立ち並ぶもんじゃ店。
見渡すかぎり、すべてもんじゃ店だ。
光輝くもんじゃ焼き通り✨
友人は言った。
「もう風呂屋はいいんじゃないの?♨️
腹減ったからもんじゃ食べようよ。」
友人はビビっている・・・。
住所からすると、銭湯はすぐ近くにあるはずだ。
♨️
すると私の目に ” 月島温泉 ” の文字が
飛び込んできた。😳
私:「あった‼︎」
連なるもんじゃ店の並びに、普通に混ざっていた。
” もんじゃ通り ” にふつうにある
もんじゃ銭湯。♨️
提灯が揺れる通路を通り抜け、銭湯へ向かう。
入口の真横に、小さな神社がある。⛩
入口横には、賽銭箱も置かれている。
何を祀っている神社なのか?
銭湯の無事を祈っているのだろうか。♨️
店へ入る。
なかなか薄暗い店内。
券売機にて、
” 手ぶらセット ” と書かれた入場券を買う。🧼
すぐ横には、マッサージ機が置いてあり
おっさんが寝ている。♨️
フロントのおばあちゃんに券を渡す。
👵:「いらっしゃいませ。」
優しそうな、感じのいいおばあちゃん。
私:「サウナも入れますか?」
👵:「あ、これはサウナなしの券です。サウナ入りますか?」
私:「はい、お願いします。」
するとおばあちゃんは、フロントにある機械を動かしはじめた。
しかし、機械が思うように作動しないようだ。
ちょっと焦り出したおばあちゃん。💦
👵:「ごめんなさい、ちょっと待ってくださいね。」
うしろにはお客が数名並んでいる。
私:「大丈夫ですよ。さきうしろの人対応してもらっていいですよ。」
👵:「あ、すいません。」
入場券を間違え、おばあちゃんに余計な手間をかけさせてしまった。
ちょっと反省する私。😔
うしろの客の対応を終えると、おばあちゃんは私に言った。
👵:「あれ、お客さんの券はこれでしたっけ?」
私:「あ、これじゃないです。サウナに入りたいんです。」
おばあちゃんは混乱している。
私のせいで、店のオペレーションを崩してしまった。
ちょっと気まずい・・・。☹️
👵:「ごめんなさいね。分からなくなっちゃった・・・。」
するとおばあちゃんは、マッサージ機で眠っているおっさんのところへ歩いていった。
ハッピを着た男は不機嫌そうに起き上がった。
そしてこちらへ向かってくる。
客が寝ているのかと思っていたが、
なんと店の関係者であった。😳
アルバイトって感じではないため、
おそらく店主だと思われる。👑
ボウズ頭で、かっぷくがいい男。
ふつうにあっちの世界の人にしか見えない。
男はフロントに入ると、機械を操作しだした。
寝起きで、不機嫌そうな男。👹
私は券を間違えた手前、怒鳴られるかもと思い
正直ブルっていた。😨
しばらくすると、おばあちゃんが言った。
👵:「お待たせしてすみません。」
以下を渡された。
・サウナキー
・フェイスタオル
・サウナで尻にひく、銀のマット🍑
脱衣場へ向かう。🚶♂️
友人はすでに風呂に入っているようだ。
服を脱ぎ、ロッカーへ入れる私。
そして素敵なもんじゃをぶら下げ、風呂へと向かう。💫
ーーーーーーーーー浴室内装ーーーーーーーーー
◆白を基調とした、タイルと壁に囲まれている。
あるのはお湯風呂と水風呂とサウナ。
カランは10ほど用意されている。
全体的にはシンプルな造り。
①多機能風呂
※温度はすべて40度くらい
◆座れるジェットバス💨
広さ:1人で座る
機能:背中へ発射される
強さ:わりと強め
備考:同じものが、並んで二つ用意されている
◆電気風呂
広さ:1人用で座る🌞
機能:左右⇆から電気が流れてくる
◆何もないスペース
まったりできる。
②水風呂🚰
広さ:3人座れる
温度:18度
③サウナ🔥
広さ:上段・下段で12人ほど入れる
温度:92度
備考:テレビなし、BGMも流れていない。
④立ちシャワー
一つ。
※壊れているのか、出てこなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
立ちシャワーへ向かう。
しかし立ちシャワーは、壊れているのか
なぜか出てこなかった・・・。😱
座りシャワーに友人がいる。👤
私はとなりに座った。
彼は言った。
友人:「腹たるんでるよ。」🍖
私:「ああ、最近運動とかしてないからね。」
自分は身体がしまっていると言いたいようだ。
彼は仕事で肉体を使っているらしく、
最近肉体自慢をちょいちょいしてくる。🤥
体力に自信があるようなのだ。
友人:「デスクワークばっかりしてると、
気持ちも退化しちゃうからな。」
なかなか理にかなってはいる・・・。
湯船へ向かう。🚶♀️
温度は40°くらい。
ジェットバスと電気風呂がある。⛲️
目の前の壁には、ミッキーとかドナルドダックが描かれている。🐹🐥
以外にかわいらしい雰囲気でちゃってる。
張り紙がしてある。
” 前とうしろを石鹸で洗ってから湯船に浸かってください。”
” 前 ” とはチ◯コ。
” うしろ ” とはケツのことである。
私はハッとした。🙊
一応シャワー浴びたが、
石鹸で前とうしろまで洗ってはいない。
しかしもう入ってしまった。
しょうがない・・・。
そのままお湯に浸かる私。
☁️☁️☁️☁️☁️ ☁️☁️☁️☁️ ☁️☁️☁️☁️ ☁️☁️
” ガラガラガラ ”
浴室の扉が開いた‼︎
ハッピを着た男が、こちらに向かってくる。♨️
ハッピ男:「洗ったのか?」
私:「はい。シャワー浴びました。」
ハッピ男:「前とうしろ洗ったのか?」
私:「・・・・洗いましたよ。」
ハッピ男:「石鹸つけたのか?」
私:「・・・・いえ。」
ハッピ男:「前かうしろかどっちだ?」
私:「両方です。すみません。」
ハッピ男:「ふざけんなよ。」
私:「すみません。」
ハッピ男:「すみませんで済んだら、警察いらねーよな?」
私:「・・・・はい。」
ハッピ男:「おまえがわるいんか?」
私:「はい。わたしがわるいです。」
ハッピ男:「いや、おまえがわるいんじゃない。」
私:「・・・・・。」
ハッピ男:「おまえの前とうしろがわるいんだ。」
私:「・・・・・。」
ハッピ男は、” 前 ” に頭突きをした。🦲
そして私を縛り上げ、天井へ吊るした。
男は機械を操作し、お湯の温度を上げた。
お湯はみるみるうちに、90度まで上がった。⤴️
銭湯のお湯を利用し、
下から ” うしろ ” あぶるハッピ男。🔥
ハッピ男:「未来型サウナだこぉらーー‼︎」
・・・・10分後。
ハッピ男は、天井の縄を切った。
私は床に叩きつけられた。
ハッピ男:「おまえ、横断歩道渡るとき
左右⇆確認してんだろ?」
私:「はい。」
ハッピ男:「前とうしろも確認しろよ。」
私:「・・・・はい。」
ハッピ男:「事故がおきてからじゃおせーぞ。」
ハッピ男は、マッサージ機へ戻っていった。
☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️
風呂を出た。
周りの壁を見渡してみる。👀
その他にも、張り紙はたくさんあるようだ。
” ここに唾を吐かないでください ”
” シャワー出しっぱなしにしないで”
” 夜は近所のご迷惑となります。会話厳禁で。”
などなど・・・。
書かれていることは当たり前の内容だし、こういうのなーなーになっちゃうと気分悪くなるというのは確かにある。🤔
私と友人はサウナへ向かった。🚶♂️
温度は92度。🔥
上段・下段で12人ほど入れる。
テレビなし、BGMも流れていない。🙅♀️
静かに自分と向き合える空間だ。
友人はとなりで目をつぶっている。😑
すでにセルフワールドへ入っているようだ。
おそらく南国で旅行している。☀️
10分ほどで限界になり、サウナを出る。
水風呂へ向かう私。🦆
水風呂は三人座れるくらいで、
温度は18度。
水風呂に入っていると、友人がサウナから出てきた。
友人は私のとなりに座った。
タオルを頭に乗せ、目をつぶっている。😑
おそらく北極で旅行している。☃️
私は友人に話しかけた。
私:「いま、身体の血流がよくなってるからな。」
私はサウナ出て、水風呂に入ったときの状態を説明した。
友人:「頭がクラクラしてるよ。」
私:「それととのってるんだよ。」
友人:「いい感じなんだね。」
水風呂を出てお湯へ。🚶♂️
おっさんが、電気風呂に入っている。
なんと、電気が出ている壁に身体をもたせかけながら入っている。
信じられない‼︎😱
私は電気風呂に、10秒以上浸かることができない。
しかも、入口の部分にちょこっと座るだけで
ガッツリ浸かることなど不可能である。
電気風呂に入ったことがある人なら分かると思うが、これはちょっとした拷問に近い。
電気は身体を金縛にかけ、下っ腹あたりになんともいえない違和感を感じるのだ。
江戸時代の殿が、拷問に使っていたはずだ。
おっさんは、その電気の発射口へ
チョクで身体をもたせかけているのだ。
不死身の肉体を持つ男。
人間じゃない。
彼は現代版ターミネーターである。🤖
☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️
電気風呂で、おっさんが電気を浴びている。
ジッと見つめる私。
するとおっさん①は立ち上がった。
鍛えあげられた肉体。とてつもないマッチョ。🦍
おっさん①はフルチンでこちらへ向かってくる。
そのとき、浴室の扉が開いた‼︎
”おっさん②” がこちらへ向かってくる。
私に向かってくる2人の男。
おっさん①:「ふせるんだ‼︎」
おっさん①はミサイルをぶっ放した‼︎
おっさん②は倒れた。
おっさん①:「死にたくなければ、ついてこい。」
私はおっさん①に連れられ、サウナへ入った。
おっさん①:「私は未来からやってきた。人間を守るために。」
私:「タイムマシーンでやってきたのですか?」
おっさん①:「いや、排水溝からやってきた。」
” ガタンッ ”
外から物音がする‼︎
おっさん①はサウナの外へ出ていった。
私はサウナの扉から、外を見た。
おっさん①とおっさん②は、風呂の中で
カーチェイスをはじめている。
そしてトラックの油に火が引火し、爆発した。💥
燃えさかる炎。🔥
その中から、こちらに向かって男が歩いてくる。
男はサウナのドアを開けた。
中に入り、ゆっくりとこちらを見る。
おっさん②:「・・・・・。」
おっさん②の目があやしく光る。
おっさん②:「ジ・エンド。」
おっさん②は、口からロケットを発射しようとした。🚀
おっさん①:「いまだ‼︎ 出ろ‼︎」
どこからか、おっさん①の声が聞こえてくる。
私はサウナから飛び出た‼︎
すぐさま、サウナに鍵を閉めるおっさん①。🔑
おっさん①:「地獄であおうぜ、ベイビー。」
おっさん①は、サウナの温度を上げた。
サウナの中で、
温度に耐えきれず溶けてゆくおっさん②。
断末魔の叫び声をあげる。
おっさん②:「ぎぃやーーー‼︎」
おっさん②は溶けてなくなった。
私:「終わった・・・」
私はおっさん①を見た。
おっさん①:「残念ながらお別れだ。」
私:「・・・・・。」
私はサウナに入り、汗だくになっている。
おっさん①は、私を見て言った。
おっさん①:「汗をかく人間の気持ちが、わかった気がする・・・・。」
おっさん①は、湯船に頭からつっこんだ。🦲
おっさん①:「突撃凸〜〜‼︎ 」
湯船の中を進んでゆく、おっさん①。
そして排水溝へ突入した。
しかし、水流で押し流された。
おっさん①:「ぷはぁーー‼︎ 」
苦しそうなおっさん。
” ガラガラガラ ”
浴室の扉が開いた‼︎
ハッピを着た男が、こちらに向かってくる。
ハッピ男:「洗ったのか?」
おっさん①:「あ?」
ハッピ男:「前とうしろは、洗ったのか?」
おっさん①:「そんなもん洗うわけねーだろ。」
ハッピ男は、おっさんを湯船に叩きつけた‼︎
おっさん①:「ぷはぁーー‼︎ 」
そして、おっさん①を天井から吊るした。
銭湯のお湯を利用し、
下から ”前” と ” うしろ ” あぶるハッピ男。🔥
ハッピ男:「未来型サウナだこぉらーー‼︎」
☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️
しばらくすると、友人がお湯に入ってきた。
頭にタオルをのせ、くつろいでいる。
私は友人に言った。
私:「手足の力を意識的に抜いて、全身だら〜っとしてみな。日頃いかに力んでるかがわかるよ。」
私は友人に、豆知識を授けた。👑
友人は話しを聞きながら、目をつぶっている。😑
風呂から出た。
再びサウナへ入ろうと思い、身体を拭いていた。
すると友人が言った。
友人:「風呂出るよ。頭がクラつく。」
友人はサウナ慣れしていないようだ。
私も本日は上がることにした。
脱衣場へ出る。
私が服を着替えていると、
友人がうしろから言った。
友人:「肉ついてきたね。たるんでるよ。」🍖
浴室でも同じことを言っていた。
脱衣場にて、再度肉の話しをしてくる友人。
私:「最近太ったんだよ。
そろそろ腹筋しないとダメだな。」
友人:「おれは仕事で身体使ってるから
しまってるよ。」
自分の上半身を見せる友人。
若干ちょうしこいてる。⤴︎
銭湯を出て、もんじゃ通りへ向かう私達。✨
友人は言った。
友人:「血流回って身体最高に調子いいよ。
強くなってるよ。⤴️ 」
身体が強くなっていることを
アピールする友人。
若干テンションが上がっている。⤴︎
もんじゃ通りは、店が連なっている。
ほとんどすべてがもんじゃ焼きの店だ。
これだけ多いと、どこに入ればいいか迷ってしまう。💦
もんじゃ通りを一通り回ってみる。
なるべく人気店に入りたい。😳
しかしよくみると、ほとんどの店が準備中とかかれている。
時計をみると、すでに20時半を過ぎている。
いい匂いが漂ってきた。
目の前にメロンパンの店が見える。
友人:「ここ前きたことあるけど、すごいおいしいよ。」
店頭には、めちゃくちゃうまそうなメロンパンが
並んでいる。🍈🍞
鼻をクンクンさせる私。🐕
焼き立てカリカリの中ふわっと。
そういえば一時期、メロンパンにハマっていたことがある。
毎朝コンビニでチョコチップメロンパンを買い、
夕方は町のパン屋でメロンパンを買っていた。
あのときは体重が増えてしまった。🙈
まだ営業している、もんじゃ店を見つけた。
入口におばさんが立っている。
目のパッチリした、キレイなおばさんだ。🧑
私:「まだやってますか?」
おばさん:「あとちょっとで閉まってしまうんです。本店なら大丈夫なのでご案内しますよ。」
おばさんに連れられ、歩く私達。🚶♂️
おばさんは、なかなか歩くスピードが速い。
一生懸命についていく私。
途中でおばさんが言った。
おばさん:「お友達、ついてこれてますか?」
後ろを振り返ると、だいぶ離れたところで
ゆっくりと歩いている。
空気を察知し、友人は小走りで追いついた。
友人:「歩くのはやいよ。」
店のおばさんが笑っている。
友人:「ぼくたちいま、風呂行ってきたんですよ。」
友人は後ろから、おばさんに話しかけた。
しかし先を急いでいて、
おばさんには聞こえてなかった。🙈
店に到着。
二階へ上がる私達。⤴️
二階へ上がると、テーブルへ案内された。
テーブルは複数あり、ほぼ満席となっている。🈵
私達は席についた。
真横の大きな窓が開け放たれている。
吹き込む夜風が、火照った身体に心地よい。😇
店員の女の子が歩いてきた。
女性:「何にいたしますか?」
友人:「何がオススメですか?」
友人はよくこれを言う。
たぶん女の子と話したいだけだ。
すると女の子は、壁に貼ってあるメニューを指さした。
女性:「こちらなどは、オススメです。」
壁にはいくつかのメニューが書かれている。
明太子チーズもんじゃ、紅の豚もんじゃなど・・
女の子:「明太子チーズもんじゃは、一番人気です。」
友人:「これおいしそうだね。」
私:「ああ、これいいよ。」
私達は明太子チーズを注文した。🧀
あと🍺も。
周りは客で賑わっている。🎉
家族連れ、カップル、女子会っぽい人など
さまざまいる。
しばらくすると、ビールがやってきた。
私達はお決まりの乾杯をし、ビールを飲んだ。🍻
” ゴク、ゴク、ゴク。 ”
渇いた喉と身体に、ビールが流れ込む。
やはりサウナ後のビールは格別だ。😆
その後、もんじゃがやって来た。
皿に具材がもっこりと載っている。
友人はヘラを使って、鉄板の上へ具材を入れた。
” ジュ〜 ” という音がする。
もんじゃは、いい香りといい匂いを醸し出している。
私はゴクリとツバを飲んだ。😳
友人は具材をヘラで集めた。
鉄板の中央で、山盛りになる具材。
真ん中に穴を開け、皿に残った汁を流し込む。
しばらくすると、汁が溢れダムの外へ溢れ出す。
友人は言った。🗣
友人:「ダムを維持して。」
私はヘラで、溢れた汁をダムへ戻した。🔙
友人:「これは、ダムを作るゲームなんだ。」
ゲーム感覚でもんじゃを焼く友人。
友人は店員を呼んだ。
ゲーマー:「ビールください。🍺 」
もんじゃがだんだん出来上がってきた。
小さなヘラですくい、皿に入れる。
そして食べる。
めちゃおいしい!(◎_◎;)😋
友人は、もんじゃをスマホでとっている。🤳
もんじゃから立ち昇るゆげ。♨️
少し前までゆげは、お湯から立ち昇っていた。
そのとき私達は、もんじゃをぶら下げ湯に浸かっていた。🍌
窓から入る夜風にあたりながら、あつあつのもんじゃを満喫する私達。
窓の外には、下町の風景が広がっている。
私達はチーズもんじゃを数分で平らげた。
そして次に、” 紅の豚もんじゃ ” を頼んだ。🐷
こちらもこの店の人気メニューらしい。
☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️
しばらくすると、
宮崎駿がもんじゃを持って歩いてきた。
宮崎:「おまたせしたな、ブタやろう。」
友人:「・・・・・。」
宮崎はもんじゃを、鉄板に投げ入れた。
宮崎:「焼かれる気分はどうだい? ハニー。」
もんじゃを焼く宮崎。
友人はトイレに行こうと、席を立った。
宮崎は友人のバックを、窓から投げ捨てた。
友人:「!!! 」
宮崎:「ブタやろうが。」
窓から外を見る友人。
宮崎:「なにをみてやがる・・・。」
宮崎はもんじゃを焼き続ける。
宮崎:「そんなにバックが気になるなら、
飛べ‼︎ 」
友人:「・・・・‼︎ 」
宮崎:「飛ばねーブタは、ただのブタだ。」
宮崎はもんじゃを焼き終えると
自分で食いだした。
ぜんぶ平らげると、戻って行った。
友人は別のもんじゃを頼んだ。
しばらくすると、
巨神兵がもんじゃを持って歩いてきた。
巨神兵はもんじゃを焼きだした。
すると、巨神兵の目が光った。
宮崎駿:「あぶねぇぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええーーーーーーー!!!」
やってくる。
宮崎:「話しは後だ。すぐに乗れい!!」
私と友人は、ラピュタに乗った。
ラピュタは、窓から外へと飛んで行った。
宮崎:「君たちを助けるため、飛んできたんだ。」
崖の上にポニョが立っている。
宮崎:「おつかれっす。」
ポニョ:「・・・・・。」
宮崎:「兄さんは神っす。」
ポニョ:「・・・・・。」
宮崎:「ぼくはブタっす。」
しばらくすると、スタジオジブリに到着した。
宮崎:「さあ、中へ入りたまえ。」
扉を開けると、アシスタントが走ってきた。
アシスタント:「お帰りなさいませ。」
宮崎駿:「お客様だ。茶ともんじゃを用意してくれ。」
アシスタント:「わかりました。」
アシスタントは部屋から出ていった。
数分後、部屋の扉が開いた。
扉が開くやいなや、もののけ姫が走ってきた。
宮崎駿はそれに飛び乗った。
そしてこちらを向き言った。
宮崎:「二度と我々に関わるな‼︎」
もののけ姫:「グル、グル・・・・シャアー‼︎ 」
宮崎:「ブタやろうが。」
宮崎は、遠いかなたへ走り去って行った・・・。
私達はもんじゃ店へ戻った。
結局 ” 紅の豚もんじゃ ” を食えていない。
私達は再度、注文をした。
しばらくすると、
宮崎駿がもんじゃを持って歩いてきた。
宮崎:「てめーらなんかい頼んでんだよ‼︎ 」
友人:「・・・・・。」
宮崎:「いきがってんじゃねーのか?」
宮崎は友人のバックを窓から投げ捨てた。
そしてすぐにバックを拾いにいく宮崎。
しばらくすると、バックを持って戻ってきた。
そして友人へ渡す。
友人:「・・・・・ありがとう。」
宮崎:「礼にはおよばん。人としてあたりまえのことをしたまでだ。」
友人:「・・・・・。」
私:「・・・・・。」
宮崎はもんじゃを焼いている。
宮崎:「トトロはいるかい?」
私:「・・・・なんですか?」
宮崎:「トロみはいるかい?」
私:「はい。」
宮崎は、皿の残り汁をもんじゃにかけた。
ジッともんじゃを眺める私達。
しばらくすると、鉄板にこげが見え始めてきた。
友人:「こげが・・・。」
宮崎:「ひげ?」
宮崎は友人をはっ倒した。
宮崎:「スタジオジブリなめんじゃねーぞ‼︎ 」
床でのびる友人。
宮崎:「こっちは、ヴェネツィア国際映画祭もでてんだよ。」
もんじゃを焼き続ける宮崎駿。
鉄板の中央で山盛りになっている具材。
宮崎は具材の真ん中に穴を開け、皿に残った汁を流し込む。
私:「具材のダムだ。」
宮崎:「ダムじゃねーよ。風の谷だよ。」
すると突然、巨神兵がもんじゃを持ってこちらへ向かってきた‼︎
巨神兵は手でもんじゃを持ち、下にももんじゃをぶら下げている。
宮崎駿:「まずい‼︎ ダブルできやがった!!」
そのときだった!!
厨房から天空の城ラピュタが飛んでくる。
ラピュタには、ポニョが乗っている。
宮崎:「兄さん!!」
ラピュタに飛び乗る私達。
ラピュタは、窓から外へと飛んで行った。
宮崎駿:「兄さん、助かったよ。」
ポニョ:「崖の上いきたい。」
宮崎:「我々はスタジオジブリに帰る。君たちはどうするんだね?」
私達はもんじゃ店へ戻ることにした。
店に戻った。
結局 ” 紅の豚もんじゃ ” をまだ食えていない。
私達は再度、注文をした。
しばらくすると、
宮崎駿がもんじゃを持って歩いてきた。
宮崎:「君たち、
飛べねーブタにしてやろうか⤴︎ ?」
☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️
私達はもんじゃ店を出た。
すごく美味しいもんじゃだった。😋
友人:「新橋いこうよ。」
突然提案し出す、友人。
私:「いいけど、ちょっとコンビニ寄っていいか? 」
友人:「モタモタするな。時間は金だ。💰」
友人はちょうしのっている。⤴︎
おそらく銭湯で血流がよくなったか、もしくはもんじゃでテンション上がったのだろう。
彼は、急にちょうしのることがよくある。⤴︎
せかされ駅へと向かう。
駅に着くと友人は言った。
友人:「大門まで行って、そこから歩きだね。」
月島から地下鉄に乗り、大門へ向かう。
友人:「さいきん身体使ってるから、歩いてもぜんぜん疲れないよ。⤴︎」
大門駅を出て、そこから歩く。
時間は夜の22時半。
友人:「やっぱり、六本木にしようか。
六本木がいいよ。」
急に六本木にいこうという友人。
たぶん何かあるのだろう。
行先は急遽変更となった。
途中マックがあった。🍔
マックを横切り、先へ進む私達。
100メートルほど進むと、
目の前に大きな神社が見えてきた。
かなり大きな門構えの神社だ。⛩
すると友人が言った。
友人:「ハンバーガー食いたいな🍔 」
先程のマックを振り返って見ている。
私:「めんどくさいからいこうよ。」
いまさっきもんじゃを食ったばかり・・・。
さいきんの彼は食欲が旺盛だ。
そのまま歩き始める私達。
しばらく歩くと、東京タワーが見えてきた。🗼
暗闇の中、幻想的かつ壮大に佇む東京タワー。
素晴らしい光景が目の前に広がっている。
友人:「おれ東京タワー好きなんだよね。」
友人は、昔よく東京タワーに行き
下から見上げていたらしい。
そのときの光景を思い出しているようだ。
私:「スカイツリーのほうが、キレイじゃないか?🎆 」
友人:「東京タワーのほうがいいよ。昔からあるってのがいいんだよ。」
私:「なるほど。歴史を背負ってるしな。」
友人:「変わらないって難しいことなんだよ。
人も流されて変わっちゃうだろ。」
なかなか深いことを言う友人。
彼は突然、キャラと違うことを言ったりする。⤴︎
神社が見える。
私:「ちょっと入ってみないか?」
神社へ入ってみる。⛩
22:00を過ぎ、真っ暗な神社。
遠くにタワーマンションが見える。
深い暗闇の中で、各個室が色とりどりの光を放っている。🌌
なんて綺麗な光景なんだ。✨
よくみると、部屋から光を発しているのではなく
東京タワーの光を反射している個室もあるようだ。
遠くの幻想的な光景を眺める私。
ひとっぷろ浴びた後に、夜道をお散歩するのも
なかなかいいものだ。♨️
友人:「もういい? はやく六本木いこうよ。」
友人は、はやく六本木にいきたいらしい。
再び六本木に向かって、歩き始める私達。
東京タワーがどんどん近づいてくる。
すると、東京タワーの上部がキラキラと点滅しだした。
私:「なんだあれ?」
友人は点滅をジッとみていた。
そしてスマホで時間を確認した。
友人:「わかった‼︎ 23時の点滅だ。」
東京タワーは、暗闇の中でブルーに点滅している。
私:「六本木、まだつかないのか?」
友人:「もうすぐつくよ。」
私は聞いてみた。
私:「六本木って何かあるの?」
友人:「何もないよ。」
私:「何もない‼︎?」
彼は意味不明のことを言っている。
なんのために六本木へ歩いているのか・・。
そのまま歩き続ける私達。🚶♂️
彼は急に言った。
友人:「ハンバーガー買っていい?🍔 」
まだハンバーガーが忘れられないようだ。
私:「そこにセブンイレブン見えるから、買えよ。」
友人:「マックにいきたいんだ。セブンのだとケチャップが・・・。」
どうやら、彼なりのこだわりがあるらしい。
私:「マックどこにあるんだよ?」
友人:「まあ、セブンでもいいよ。」
深夜のセブンイレブンに入る私達。
パンコーナーに向かう。
友人は残り一つのハンバーガーを手に取った。
友人:「最後の一つだけどね・・・。」
私を見ながら言った。
私に気を使っているようだ。
大丈夫だ。ハンバーガーを買いたいのは君だ🍔
レジに ”焼き立てフィナンシェ” という張り紙発見。
たまごとミルクのフィナンシェと書いてある。
めちゃうまそう‼︎😋
店員が焼いている。
店員:「おまたせしました。」
袋を渡された。
かなり熱くなっている。
店を出ると、友人がハンバーガーをかじって立っている。🍔
ハンバーガーかじる友人。
フィナンシェかじる私。
2人の中年男性は、それぞれかじりながら歩き始めた。
フィナンシェは、中ふっくら
外はカリカリといった感じ。
張り紙に書いてあった通り、🍳と🍼風味の甘さがありホットケーキを思わせる。
ハマりそうな美味しさだ。😳
友人:「もうすぐ六本木だよ。」
周りにちらほら店も見えてきた。
しかしコロナもあり、ほぼ店じまいしている。
友人:「店も閉まってるからね。」
そして私達は、六本木駅に到着した。
友人:「しょうがない。かえろう。」
結局、大門駅から六本木まで歩き
そのまま電車にて帰宅した。🚃
本日もいいお湯でした♨️
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