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玉金レボリューション✨

【はてなブログ】魔界塔士SaGa

今週のお題「私がハマったゲームたち」

 

paiza特別お題キャンペーン「私がハマったゲームたち」

paiza×はてなブログ特別お題キャンペーン「私がハマったゲームたち」「ゲームでプログラミング力を試してみよう」
by paiza

 

 

 

 

 

 

 

もう何十年も前になる。

 

 

私が生まれて、

はじめてハマったロールプレイングゲーム

 

 

 

 

 

それはゲームボーイ版 ” 魔界塔士SaGa ” 。

 

 

 

 

 

 

いまでこそふつうだが、当時ゲームを持ち運びできるというのが画期的であった。

 

 

楽しいゲームが家じゃなくてもできる。

いつでもどこでもできちゃう。

 

 

これはとても魅力的なことであった。

 

 

友達と公園で遊んでいても、みんなでお祭り行っても

、コンビニに行ってもゲームボーイを持ち歩いていた。

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、どハマりしたのが

 魔界塔士SaGa ”  (サガ1)であった。

 

 

ロールプレイングゲームサガシリーズは有名である。

 

 

ゲームボーイ版ではサガ3まであり、

プレイステーション版では    ” ロマンシングサガ

が発売された。

 

 

そのサガシリーズの元祖が  魔界塔士SaGa

なのである。

 

 

ストーリーはなかなかシンプル。

世界の真ん中に  ” 塔 ”  が立っており、その最上階には楽園が広がっていると伝えられている。

 

 

いく人もの冒険者たちが、楽園を目指して ” 塔 ”

に入っていったが、その後の行方を知るものはいない。

 

 

そしてまた、新たな冒険者が楽園を目指し

旅に出るというもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

パーティー構成はいたってシンプル。

・にんげん男

・にんげん女

エスパーボーイ

エスパーギャル

・モンスター

 

 

 

この中から主人公を含め、4人選ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

プレイヤーは楽園を目指し、” 塔 ”  を上ってゆく。

各階には、独自の世界が広がっており、

それぞれを統括するボスがいる。

 

 

 

 

 

げんぶ、せいりゅう、びゃっこ、すざく

そしてアシュラ。

 

 

 

 

 

それぞれの世界でさまざまな冒険をし、

ボスと戦いを繰り広げる。

そして  ” 塔 ”  の最上階を目指す主人公達。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最上階の扉を開けると、そこには何もない世界が広がる。

 

 

 

 

 

 

そしてこの世の創造者  「  かみ  」  が現れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

かみは言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すばらしい。あなたはゲームを勝ち抜いたのです。

 どんな願いでも叶えてあげましょう。」

 

 

「どういうことだ?」

 

 

「わたしは平和な世の中にあきあきしていました。

 そこでアシュラを呼び出したのです。

 しかしそれもつかの間。たいくつしてきました。」

 

 

「そこで悪を倒すヒーローが

 必要だったってことか?」

 

 

「察しがはやい。その通りです。

 いままで何人もの冒険者たちが挑戦し、

 そして消えてゆきました。

 

 ちっぽけな存在が、必死に生きこうとする姿は

 私を感動させるものがありました。

 

 わたしはぜひ、お礼がしたいのです。」

 

 

「よくもおれたちをだましてくれたな?」

 

 

「それがどうかしましたか?

 すべては私が作ったモノ、そしてゲームなのです。

 」

 

 

 

 

 

 

 

立ち去ろうとするかみ。

 

 

 

 

「おれたちは、モノじゃない。」

 

 

「かみにけんかを売るとは、

 どこまでも楽しい人たちだ。

 

 

 

 

 しかしこれもいきもののサガか・・・・。

 

 

 

 

 

 よろしい。死ぬまえにかみのちから

 とくと目に焼きつけておけ!!! 」

 

 

 

 

 

 

 

 

かみと最終決戦になる主人公たち。

 

 

ラスボスが   ” かみ ”   というのが斬新で

かつ凄みがある。

 

 

現れたかみは、身体中からオーラを放ち

その磁力で若干宙に浮いている。

 

 

いまいち、かみの顔がハッキリしないのが

雰囲気を醸し出しているところだ。

 

 

 

 

 

戦闘中も、かみらしいオーラを放っている。

 

 

 

最初はこちらが攻撃しても、何もしない。

 

 

 

 

 

” かみは何もしなかった。”  

というターンが何回か続くのだ。

 

 

 

 

 

すると急に攻撃をし出す。

なんと右手をかざすという斬新な攻撃。

 

 

 

とてつもないダメージをうける。

強者ほどすべてがシンプルである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じつは、かみを倒す裏技がある。

 

 

” チェーンソー ”  で攻撃すると、なぜか一撃で

かみを倒せてしまうのだ。

 

 

そこらへんの銭湯で、薪をチェーンソーで切ってる

おっさんのほうが強いということだ。♨️

 

 

 

 

 

 

 

戦闘音楽もラストにふさわしい、カッコイイ曲⤴︎

 

 

このラストバトルは、何十年たったいまでも

たまにYouTubeで見ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かみを倒した主人公たちは、正面にある最後の扉を開けようとする。

 

 

 

 

 

 

 

しかし腕を止めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主人公達は話し合う。

 

 

「このとびらの先って、べつの世界があるのかな?」

 

「かもな。どうする?」

 

「でもここもいい世界になったよな。悪いやつぜんぶ

 倒したし。」

 

「いこう‼︎ 」

 

「どこへ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・おれたちの世界へ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして主人公たちは、もとの世界へ戻ってゆく。

 

 

いまは令和の時代。

かなりゲームも発達している。

 

 

映画さながらのストーリーと映像に比べると、

笑っちゃうくらい稚拙でシンプルだ。

 

 

しかし、この稚拙さとシンプルさが懐かしさを感じさせてくれる。

 

 

なんか原点を思い出すような気がして、

とても清々しいのである。

 

 

 

 

 

 

魔界塔士SaGa ”  をきっかけに、私はロールプレイングゲームにハマった。

 

 

その後もいろいろなものをやった。

 

 

ロールプレイングゲームは、フィクションではあるが

その主人公の人生と、世界観を擬似体験できる。

 

 

ロールプレイングをやる度、

この世界で暮らしたいと思っていた。

 

 

仲間といっしょに旅して、レベル上げて

悪いやつを倒したいと思っていた。

 

 

 

 

 

いま考えると、子供の頃のかわいい発想である。^_^

 

 

 

 

 

 

 

しかしある意味、人生はロールプレイングと言えるかもしれない。

 

 

仲間ができ、成長(レベルアップ)し、

時に戦い、そしてそれぞれの目的地へ向かってゆく。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲームオーバーとなるその日まで、人それぞれに

ロールプレイングがあるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

魔界塔士SaGa ”  はそんなことを、

思い出させてくれる。