🌟銭湯で出会った人々🌟
・神さん
🙈🙈🙈🙈🙈🙈基本情報🐖🐖🐖🐖🐖🐖。
名称:改良湯
種別:公衆浴場
最寄駅:JR渋谷駅
到達時間:徒歩約15分
歴史:1916年(大正5年創業)〜
リニューアル:2018年12月
訪問日時:2021/ 水曜19:00
設備:⭕️サウナ ✖︎露天
客層:ほぼ若者(推定二十代)
混雑度:20人くらい
アピールポイント:暗闇を使った空間演出
🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺
※上記はイメージ画像です
本日は友人Aと一緒に訪問。
事前に「銭湯好きか?」と聞いたら、
「まあ、普通。」と言っていた。(^ω^)
渋谷駅を出て、ヤフー地図で場所を確認。🤳
気分がのってきたので、地図上を指で追いながら
「トゥトゥー、トゥトゥトゥトゥー」
と言ってみた。🥳
Aがうけていた。🤣
大体の方向が分かったため、歩きはじめる。🚶♀️
Aが薄着できて寒いと言っている。⛄️
確かに歩くスピードがいつもより速い。
A:「どっかでジャンパー買っていい?」
私:「今日だけに買うの金もったいないじゃん」
A:「布みたいなやつがいいよ。100円くらいので。」
そんなものが現代に売っているのだろうか?🤔
Aはめんどくさそうな空気を出している。🤨
とっとと到着したいようだ。
私:「もうすぐつくよ。」
地図の看板があったので、近づいた。
私は現在地点を指さした。
私:「いまここで・・」
そこから少しづつ指を動かしながら
私:「トゥトゥー、トゥトゥトゥトゥー」
リズムにのりながら、指を目的地へ近づけていった。
私:「トゥトゥトゥトゥー、トゥードゥん!(◎_◎;)」🌝
目的地で指を止めた。ちらっと彼を見た。🧐
彼は無表情で地図を見ている。
少し歩くと、ライフがあった。🏪
私:「ここで買ってこいよ。」
A:「なに?」
私:「上着だよ。寒いんだろ。」
A:「あー。」
彼はライフに入って行った。🤭
待つこと15分。自分が寒くなってきた。⛄️
友人は電話してみたがまったく出ない。
それから5分後。
彼はエスカレーターを降りてきた。
A:「おめあてのがあったよ。」
私:「いくら?」💰
A:「800円」
きもち歩くスピードが遅くなっていた。
あったかくなったのか・・。
道路から住宅地へ左折。
少し歩くと ”改良湯” という看板が見えた。
薄暗くなった住宅街の中で光を放っている。✨
なかなかスタイリッシュな看板だ。✴️
近づいていくと、
バカでかいモニュメントが出現した。
大きなくじらがシナっている。🐳
天に向かってシナってる。🐋
推定約五メートルぐらいか。
なにやら説明書きがあるので、読んでみた。
となり町の恵比寿の神様に関係しているようだ。
👨🦲
周りを見渡してみた。
民家も西洋のお城風のとこが何件かある。
やはり渋谷はオシャレなんだー。🏰
公園に入り、Aと話す。
私:「このへんオシャレだな。」
A:「そうだね。」
Aは前から不動産所有に興味があるようだ。
私:「高そうだよね。まあ、普通のサラリーマンの年収じゃ無理そうだな。」
未来の不動産王:「いや、将来的にはここ買っちまうから。」🤴
Aは調子こいてた。🙈
銭湯の入口に立つ。
風呂屋というか、まるで料亭だ。🙀
夜道に光輝く ”改良湯” という文字。
暖簾の向こうには、薄く青光りした異空間が見える。🌌
暖簾をくぐり中へ。
下駄箱も今風でオシャレな造りだ。
オシャレマンションの一室を感じさせる。㍇🏤
横に券売機がある。
いろいろメニューがあるようだ。
”露天、サウナつき800円”を買った。💴
Aがフロントのオバさんに券を渡した。🎟
券を受け取ったオバさんは、
”バスタオル・フェイスタオル・サウナバンド” をAへ渡した。
A:「ここはフルーツ牛乳はありますか?」
オバさん:「ありますよ。」
👨🦲:「ぼくはじめてなんで、よくわからないんです。」
Aは銭湯にあまりこないらしい。
何かを不安がっている。🐖
私もオバさんに券を渡した。🎫
私:「貴重品入れあるんですか?」
オバさん:「よこにございます。」
横には小さなボックスが、5つほどある。
フロントの先には、
こじんまりとした休憩室がある。ジュースが入った冷蔵庫も置かれている。🥤
Aはそこにいき、ジュースを見ている。👀
私:「おい、貴重品入れるぞ。」
私はAに言った。
すると受付のオバさんが、おもむろに色紙みたいなの出してきた。😳
”コロナなので、会話禁止でお願いします。”
と書かれていた。🤫
私は慌てて、口をつぐんだ。🤭
Aがこちらに歩いてきた。やつはおばさんに話しかけた。
A:「貴重品入れるんですか?」
🤫:「こちらに入れることもできます。」
貴重品入れは、五個くらいしかない。
私:「おれのと一緒にいれよう💡」
私はAに言った。
Aはオバさんからタオルを受け取っている。
Aは貴重品入れを開けた。
私のも一緒に入れればokだ。👍
しかし、Aは自分のだけ入れると鍵を閉め、
スタスタと脱衣場へ行ってしまった。🐖
私も後を追い、脱衣場へ。🧺
オシャレな椅子が配置されている。
銭湯というより、
IT企業のオフィスを彷彿させる。🤖
さすが渋谷だ。🗿
浴場に入っておどろいた。😳
いままで銭湯って明るいもんだと思っていたが、
照明が抑えられて暗い。🌌
暗闇の中で、各照明が輝きを放っている。🌠
暗くすることで、ステキな空間演出が出来るのか。
新しい発見だ。🤩
ーーーーーーーーー浴室内装ーーーーーーーーー
◆浴室全体は暗くなっており、
部分的に光る照明がきらびやか。✨
壁やタイルは黒あるいはグレーを基調とした
明るさを伴わない着色となっている。
①炭酸風呂
広さ:四人が寝そべれる😪
温度:38度
②ジェットバス風呂🧼
広さ:2種類。それぞれ1人用。
温度:40度
※横には、何もないスペースが並列されている。
こちらは2人座れるくらいの広さ。
③サウナ
種別:遠赤外線
広さ:上段、下段で6人くらい
温度:94度
備考:
・尻にひくビート板が用意されている。🍑
・テレビ無し🙅♀️
④水風呂🚰
広さ:2人足伸ばせる🦵
温度:15度🌨
⑤立ちシャワー
一つ。
上部固定型。
⑥休むとこ😴
浴室内にベンチが4つほど置かれている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
入り口横の立ちシャワーに入る。
蛇口を捻ると上部からお湯が出てきた。
よくみると、
水が出た際に蛇口が青赤に光っている。🎆
ここはクラブか?
いやフルチンなので、
むしろクラブ以上の開放感を提供しているかもしれない。(^ω^)
座りシャワーへ。
シャワーは固定型。
ボタン押すとお湯が出てくる。🔫
シャワー横には、ボール上の電球。
暗がりの中で神々しく光を放っている。🌠
シャンプーとボディーソープも置いてある。
🥯
浴槽へ移動✈️
上部のスポットライトが水面を照らし、
神秘の光を放っている。
まずは炭酸湯へ入る。
38度なので、足伸ばしてずっと入ってられる。
お湯がキラキラ光っているように感じた。✨
室内では、癒し系の音楽が低音で流れている。🎵
私は寝そべって、ゆっくりと上部に目を向けた。
壁画が描かれている。
太陽やペンションなどを雲が包み込んでいる。
⛅️
現代アーティスティックって感じだ。🤹♂️
有名デザイナーが書いたのだろうか。
しばらくくつろいでいると、
なんとなくすぅーっと行っちゃう感覚に包まれた。😴
ジェットバス風呂へ。🚀
こちらは40度くらい。
ジェットバス部分と休めるスペースがある。
ジェットバスは強くもなく弱くもなくって感じ。
座って肩あたりに受けながら、ゆっくり上を向いた。⤴️
天井部では、暗い空間の中ダークブルーのライトが幻想的に浮かび上がっている。🌌
ひと昔前の銭湯からは、考えられない空間が広がっている。
富士山が時空を超えて、
ディスコへと生まれ変わっている🕺
羽ついた富士山が、パタパタと明るい未来へ飛んでいく光景が見える。🕊
まさに未来型銭湯といったところか。✨
次はサウナへ。🔥
入口に張り紙がある。
”サウナバンドしてない人は、罰金3万円頂いたうえで即刻退場していただきます”😡
サウナ前には、常時三人ほど待ちが発生している。👨👨👧
外には尻に引く、ビート板みたいなやつが置かれている。🍑
ビート板を持ち、私は最後尾に並んだ。
5分くらいで中へ。
上段・下段で6名ぐらい。
温度94度。テレビはない。📺🙅♀️
目の前にある赤外線が発する
”ゴォ〜”という無機質な音が響き渡る。☄️
静かにジャズっぽい曲が流れている。🎶
曲と無駄な宝飾がない空間が、
瞑想の集中力を高めてくれる。🧘♂️
汗だくになってきたので、水風呂へ。
この水風呂がまた凄い。😳
まるで北極の洞窟だ。🌨
グレーのレンガ風タイルに囲まれ、
上からスポットライトで、暗がりの水面を照らしている。
ライトは月のように、水面中央で光輝いている。
🌕
きもち白いゆげも立っているように見える。
いまにもオノ持った神様が出てきそうだ。
揺れる水面がキラキラ光り、
陽炎のように上部に反射している。✨
こんな神秘的な水風呂は
いまだかつて見たことがない。🥺
入ってみた。キンキンに冷たい。❄️
遥かかなたの北極の海を感じさせる。
水温15度。😳
しかし汗だくに火照った頭と身体には、
たまらなく気持ちいいー。😇
北極の海にプカプカ浮かぶ中年男性。
手足を伸ばし、全身で自然を感じる。🌊
めいいっぱい身体を冷やしたあとは、
再び炭酸風呂へ。(ぬる湯)🔙
しばらく浸かっていると、Aが水風呂へ入っていくのが見えた。🐎
Aはゆっくりと水に浸かり、北極の海で目をつぶっている。
光輝く洞窟の中で、
神秘的な雰囲気をまとっているA。
すでに神々しい存在に到達している。
私はAのところへ行き、言った。
「そろそろ出ない?」
すると、神様はゆっくりと目を開いた。
そしてこちらを向き言った。
神さん:「もうでるよ。」
脱衣場に出た。
ロッカーを開けようとしたが、
隣を使っている人がいたので、少し待つ。
かなり混んできている。👨👨👦👦
フロントに出ると、
さっきのおばさんではなく、もっと若い女性が立っていた。👩
使用済みタオルを渡し、奥の休憩室へ向かう。
狭い空間に、飲み物が入った冷蔵庫とベンチが用意されていた。
横にはタオルなどのグッツが販売されている。
”改良湯” とネーミングの入ったタオルもある。
Aが出てきた。🐖
A:「ここで酒のんでく?」🍺
私:「いこう。酒は外で飲もう。」
A:「あ、そうか。」
入口に向かおうとすると
飲もうとした男:「髪乾かしてきていい?」💇♂️
私:「いいよ。先出てるわ。」
私は自然乾燥させる派だ。🌴
表でしばらく待っていると、Aが出てきた。
「けっこう良かったね。」と言っていた。
となりには、コインランドリーがある。
その横には階段があり、二階サロンとかかれている。👨🏻🦱💈
入口付近にある、くじらのモニュメントを改めて見た。🐳
ライトアップされたくじらが、天に向かって泳いでいる。🐋
書かれている文字を見ると、
有名デザイナーが考えたと書かれていた。
10メートルほど先で、Aが見ている。🌚
A:「はやくいこうよ」
私:「見てるから、ちょっと待ってくれ。」
コンビニで酒を買った。🍻
私:「イルカシナってたな。すごいよね。」🐬
A:「ちなみにイルカじゃなくて、くじらな。」🐳
Aはどうでもいいツッコミをしてきた。
何かの記事で、日本人は本質的に暗がりが好きな種族だと書いてあった。
暗闇に浮かび上がる一筋の光。輝き。🎇
そのような世界観は日本人にマッチしているのではないか。
本日もいいお湯でした♨️
『癒し』『健康』『おもしろい』『笑える』『ブログ』
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